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よく晴れた、風の気持ちいい日のことだ。 トレーナーと萌えもんの二人一組で行われる競技があるようで、私、ふりーざーはすみっこの休憩室で待機することになった。 部屋の中は洋式で、談話室のようなつくりになっていた。 四角いセンターテーブルに、それを囲むように椅子が四つ。 そして、 ……うぅ……人がいますよぅ。 そのうちの一つに、炎を思わせる赤。萌えもんが座っていた。 とてもニガテである。 長い間ふたごじまに籠っていたせいなのか、人と接するということに恐怖のような感覚を覚える。 ましてそれが、 「りざーどん……」 ニガテなタイプなのだから、余計にこわい。 気が強くて、勇猛果敢。自分とは大きくかけ離れたイメージのリザードンは、私に昔の友人のことを思い出させた。 ……帰りたいですよぅ……べとべたぁ大佐ぁ……。 でも彼女のことを考えると少し勇気がわいた。 ……が、がんばります! とりあえず、向かいの椅子に座ることにしましょう。 「……」 勇気を出して座ってみたものの、あちらからアクションがやってこない。 相手の出方を窺って応答する、という作戦が失敗に終わった。 ……うぅぅぅ。 そればかりか、リザードンは眉をひそめるような、難しそうな表情をとる。 ……き、きげんがわるくなってしまったんでしょうかぅ……。 びくびく。 ……やっぱりわたしには無理ですよぅ……。 難易度が高すぎた。 初心者に難易度最高なんて無理ゲーだったんです。 しかし、こちらの諦めがついたところで相手には関係ない。 こうしている間も、リザードンの表情は曇っていくばかりである。 ……あぅあぅ。 このままじゃだめだ。 このままじゃだめだ……。 このままじゃ……だけど。 心臓がばくばくと激しく鼓動する。 血が頭にたまってきて、顔が赤くなっているのが自分でも分かる。 くらくらと視界が揺れて、 ……このまま倒れてしまった方が楽かもしれません。 少なくとも、リザードンから受けるプレッシャーは感じなくなるはず。 ……だめです。だめです。 目の前で倒れられちゃ相手に迷惑をかけてしまいます。 それに、 ……がんばるために、私は外に出てきたんです! 見ていてください、べとべたぁ大佐! 深呼吸。 血がさぁ、と降りていく。 自分の周りの空気を少しだけ冷やして。 ごくり。 「「あ、あのぅ……」」 私とリザードンの声は、見事にマッチングした。 「「……!?」」 一瞬の驚き。 「「……」」 一瞬の間。 「「……?」」 一瞬の疑問。 全ての結果はただ一つの行動となってフリーザーとリザードンを動かした。 「「ふふ……」」 小さな笑みだ。 本当に小さな、ささやかなものだった。 だけど、彼女達の間に、それ以上のコミュニケーションはありえなかった。 二人は同時に理解する。 彼女とは、似たような気持ちでいたのだ。 ということを。 「えぇと、一応自己紹介をしたほうがいいんでしょうか……?」 「では、私からいきますよぅ……」 ……と、年上の貫禄を見せ付けてあげます! 意味もなく椅子から立ち上がり、意味もなく咳払いを一つ。 彷徨っていた視線をようやくの思いでリザードンの目へ。 「わ、私は……つい最近までふたごじまに引きこもっていたふりーざーというものですよぅ」 そして意味もない紹介までしてしまった。 くすくすと、控えめに笑みをこぼすリザードン。 ……あぅぅ。 でも、笑われても、心地が悪い気はしなかった。 「私は……リザードンです……。その……えぇと……」 「私みたいに自爆はしなくてもいいですよぅ……。それで、リザードンさんはどうしてここに?」 ぴく、と体を跳ねさせ、可愛らしい反応。 「ご主人様に少しだけ、時間を頂いたんです。色々、考えたいこともあったので」 「考えことですかぅ……?」 「……」 「……」 じー。 「ひ……ひみつです! ひみつです! フリーザーさんはどうなのですか……?」 むむむ……。 『なにがむむむですかっ!』 べとべたぁ大佐の声が聞こえた気がした。 「そのぅ……今日は近くでイベントがあるのをしってますか……?」 「……?」 「そのイベントが、二人一組で……」 「……その、ごめんなさい」 「違うんですよぅ。余ったんじゃないんです、イベントはニガテなので辞退したんですよぅ」 本当だ。 ……べとべたぁ大佐も彼とイベントにでたがっていましたし……。 二人が出場することに決まった時の、べとべたぁ大佐の笑顔のほうが、イベント参加よりも……。 にへら。 頬が緩んだ。 その変化を見てか、リザードンも説明に納得したようだ。 「好きなんですね。そのお二人のことが」 「ち、ちがいますよぅ……。別にべとべたぁ大佐のことが好きだというわけでは……」 「そうなんですかー。べとべたぁ大佐さんのことが特に好きなんですね」 「ちがいますっ。笑顔が可愛くて好きなわけでも、行動が可愛らしくてすきなわけでもないのですよぅ……」 「そこまで言われると、私もべとべたぁ大佐さんに会ってみたくなりました」 「イベントが終わったらこっちに来るといってましたから……ここにいれば会えますよぅ」 「……でも私のほうが時間のようです。今からご主人様のところにいかないと心配をかけてしまいます」 「それは残念です……」 リザードンは立ち上がり、私に軽く礼をして、 「それでは、フリーザーさん」 「さようならですよぅ……」 「……」 部屋を出る直前、リザードンは振り返った。 「……では、いつか、きっとべとべたぁ大佐さんに会わせてもらいますね」 「……。は、はいっ。また、また会いましょう!」 パタン。 扉が閉じて、私は気付く。 ……リザードンさん、以外のことは全部分からないままです。 つまり、再び会うことは……難しい? 「違います」 ……私は、リザードンさんを知っているのです。 必ずまたどこかで会える自信が、私の心の底には秘められていた。
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双子島、グレン島へと続く海に面し、カントー最大のサファリパークを保有する町、セキチク。 チャンピオンリーグを目指す俺と萌えもん達は、6つ目(順序では5つ目になるらしいが)のバッジ、ピンクバッジを手に入れるためにここにやってきた。 サイクリングロードからずっと乗ってきた自転車から降りて、自然の多い街並みを眺める。 「なんか、自然の多い町だな…」 『萌えもんもいっぱいいるね、マスター』 『うみのかぜが、きもちいいです』 ベルトの左側についているボールから、ピカチュウとロコンの声が聞こえる。 というか、ロコン。ボールの中は気候は関係しないはずなんだが。 「だな。サファリパークや海もあるし、図鑑も集められそうだ」 「ヤマブキでは、ほとんどデータも集まらなかったもんね!」 「まぁ、あの辺りは萌えもんが住めそうなところなんて無いからな…それとフシギソウ、いい加減ボールに戻ってくれ。運転しにくいんだぞ」 「やだ、まだ戻らないー!」 自転車の前籠に座り込んでいるフシギソウは、先ほどまでサイクリングロードでひたすらはしゃいでいたくせに、 全く疲れているという様子には見えない。実際疲れていないだけかもしれないが。 「いいから戻れ、他のみんなは大人しくボールにいるのにお前だけ…う」 …っと、何だ?今一瞬、目の前が暗く… 『ふむ、疲れがたまっているようだ。…まぁ、無理もない。ヤマブキでは格闘道場、シルフカンパニー、ジムと連戦だった訳だからな』 「だから休んでいこうって言ったのに。マスター、みんなが何言っても上の空で、 暴走族にぶつかるし、木にぶつかるし、ドードーにぶつかるし、挙句の果てに池に落ちるし」 「う…平気だよ、これくらい。それに、あそこにいつまでも留まってると、ロケット団の報復が来る可能性があるだろ」 俺の健康状態を的確に指摘してくるフーディン。確かに、格闘道場での修業、ヤマブキジムでのナツメとの戦い、 そして何より、ヤマブキシティを占領していたロケット団の撃退。今までにない戦闘の連続で、俺の肉体と精神は完全に消耗しきっている。 出来る事ならしばらくヤマブキに留まって休息したい所だったが、ヤマブキやその周辺の都市には、ロケット団が根城としていた場所が多い。 シルフカンパニーでの出来事を受け、もし俺たちに追手がかかってきたら―― そのことを考えて、俺はタマムシで手持ちの萌えもんの回復と物資の補充だけを大急ぎで済ませて、サイクリングロードを降りてきた訳だ。 『でも、ここなら追手も無いでしょうし…ジム戦やサファリの前に、しばらく休まれてはどうですか?』 「…そうだな、そうしよう。ありがとう、シャワーズ」 いえ、とボールの中のシャワーズが頬を染めてうつむく。その可愛らしさにまた軽い眩暈を覚えてしまう。 『全く、見せつけてくれるものだね』 『マスターとシャワちゃん、ラブラブー』 『らぶらぶ、ですね…』 「あー、うるさい!とりあえずセンター行くよ、もう日が暮れる!」 ボールの中からの冷やかしを受けながら、俺は自転車を押してポケモンセンターへ向かった。 ――思えばこれが、始まりだったのかもしれない。 * * * 1日目 - ロコン - 昨日までの疲れのせいか、俺は夕食を食べると猛烈な眠気に襲われた。 仕方ないので、センターの部屋に戻ってさっさと風呂に入って寝ることにする。 後の事はまぁフーディンとシャワーズに任せよう。俺がいない時はこの二匹がパーティを纏めてくれるから、俺が眠った後も安心だ。 …何が安心なのかは知らないがな。 脱衣場でさっさと服を脱いで、シャワーを浴びる。湯船につかる前に体を洗え…って、誰の教えだっけな。 「母さんじゃないのは確かなんだけど」 と、ちょうどシャワーを止めたところで、脱衣場のドアが開く音が聞こえた。 「ま、ますたー…」 「ロコン?どうかしたのか?」 「え、っと、あの…」 「…どうした?フシギソウがふざけてつるのムチで叩いてくるのか?フーディンが知らないヤツと念で交信してるとか、 シャワーズがテレビ見て泣きだしたとか、ひょっとして、ピカチュウがまた冷蔵庫壊したのか!?」 「ち、ちがいます…」 …ええ、全部過去に実際にありました。まぁ、もし何かあった時はたいていフーディンが念で直接意識を飛ばしてくるんだけど。 ロコンは5匹の中でも一番慎重…というか、臆病な性格で、マサキのところから預かった時も、 ピカチュウやフシギソウ(当時はフシギダネ)、俺に対してもかなりおびえていた印象がある。 いつもビクビクしているように見えるが、これでも相当マシになった方だ。 「あの、ますたー」 「ん、何?」 「いっしょに、おふろはいってもいいですか…?」 …ナンデスト? 一応言っておくと、俺の手持ち萌えもんはすべて♀だ。タマゴを産んで育てるとはいえ、体のつくりはヒトとそこまで変わらない。 つまり、あんな所やそんな所も人間と一緒なわけだ。 今までも、風呂は萌えもんだけで入っていた。(ピカチュウとロコンとフシギソウ・フーディンとシャワーズの二組で) 「…えーと、ロコン?なんで、そんなこと言うのかなー?」 「ピカチュウもフシギソウさんも、うみにあそびにいっちゃったです…シャワーズお姉ちゃんは、『あの二人だと危ないですから』ってついていって… フーディンお姉ちゃんは『夜の散歩に出てくる』ってでていきました…」 「みんなが帰ってくるまで待てない?」 「はい…なんだかすごく、さむい、です…」 …どうしよう、どうする、どうするよ俺!?つづ…いや、このまま続くけど! てか、何でこのタイミングでみんな出ていくんだよ!シャワーズ、頼むから止めてやってくれよ! あとフーディンも空気読んで残るなりなんなりしてくれよ!何でコイツらみんな常識から微妙にズレてんだよ!? …いや、それよりも今の問題をどうするかだ。 ロコンは寒がりだ。(炎タイプなのに…いや、炎タイプだからこそ?)しかも、部屋には誰もいない。 孤独な時の寒さと言うのは増大する。臆病なロコンならなおさらだ。 「ますたー…おねがいです…」 「わかった、入っていいよ。タオルはちゃんと巻いてな」 「はい…!」 嬉しそうに答えたロコンが、大急ぎで服を脱ぐ音が聞こえてくる。 …落ち着け、落ち着くんだ俺…KOOLだ、KOOLになれ、俺…!! それほど間をおかずに、風呂場の扉が開いた。 「しつれいします…」 「ど、どうぞ」 ロコンはちゃんと常識を分かってくれていた。ちゃんと大きなタオルを体に巻きつけて、体を隠している。 …けど、あどけない顔に浮かぶ恥じらいと、細くてすべすべした足を見ているだけでちょっと、なんというか、キツイ… タオルの奥のの体つきは、年相応の控え目な… 「ますたー?」 「いや、何でもない。とりあえずお湯かけるから、そこ座って」 「は、はい」 落ち着け、落ち着くんだ俺…K(ry 「ほれ、目ぇつぶってー」 「ん…」 椅子に座ったロコンの後ろに座って、風呂桶にとったお湯をかけてやる。 いつもはふわふわとカールしている髪が、濡れてストレートになるのはなかなか珍しい光景だ。 しかし、艶のある髪を見ていると、思わず別な欲望が湧き上がってきた。 「よし、ロコン。頭洗ってやろうか?」 「え?」 「遠慮するなよ、せっかくだ。滅多にないだろ、こういうの」 「は、はい…おねがいします…」 「ああ、任せてくれ」 シャンプーを手に取り、まずは髪を洗う。あまり痛くないように気を遣いながら、毛先までしっかりと。 ロコンに一言声をかけて泡を流し、後はトリートメントを塗りこんでいく。 「でもロコン、きれいな髪してるよな」 「え、そう…ですか?」 「ああ、お前と初めて会った時も言ったけど…」 髪の質って生まれつきなんだよな。才能…とはちょっと違うけど、 萌えもんでも髪とか肌の個体差ってあるのかな。今度博士に聞いてみるか。 「よし、終わり。あがる前に忘れずに流せよ?」 「あ…ありがとう、ございます…」 「どういたしまして」 「じゃあ、つ、つぎはわたしがますたーのあたまをあらいます」 「ウェ!?」 い、いや、落ち着け、落ち着くんだ(ry ロコンにとっては当然の事なんだ、いつもフシギソウやピカチュウと洗いっこしてるらしいし… け、けど今の俺にとってはこれはヤバい!彼女には悪いが、ここは心を鬼にして… 「ロコン、悪いけど…」 「ますたーは、わたしにあらってもらうのいやですか…?」 「い、いや、全然そんなことはないよ?それじゃあ、お願いしようか」 「はい!」 断れるわけなかった。だって、しょうがないだろ? あんな可愛い娘に泣きそうな顔であんなこと言われて断れるやつなんているか!?いないよな!? 俺は悪くない、俺は悪くないんだ… * * * 「ど、どうです、か?きもちいい、ですか?」 「ああ、最高だよ、ロコン」 …これ、会話だけ抜き出したらすっげぇ危ないよな? けど、ホントに気持ちいい。ロコンの細い指が髪を丁寧に洗ってくれている、その感覚が。 誰かに頭を洗ってもらうのって、すっげぇ久しぶりな気がする。 けど、気持ちいいだけに俺の理性も危険な訳で。 もう後は引き金を引いたら暴発しかねないほどにまで精神が高ぶっているのが分かる。 …暴発したら…とりあえず海に身を投げよう。 「ますたー、おゆ、ながします」 「あ、ああ」 どうやら終わりらしい。泡を洗い流し、ロコンが後ろから声をかけてくる。 「ますたー、きもちよかったですか?」 「気持ち良かったよ。ありがとな、ロコン」 「えへへ…」 くっ、どこまで俺の理性を削りたいんだお前はっ! 「ま、ますたー」 「な、何だ?」 「つぎはからだをあらってあげますね」 「あ、悪いなロコン。俺もう体は洗ったんだ。先にあがるから、ちゃんと体洗ってお湯につかれよ? 肩までつからないと風邪ひくからな。ちゃんと50数えるんだぞ?」 「は、はい…」 「じゃあお先に!ありがとうな、ロコン!」 …死ぬ。俺の理性とか誇りとかその他いろいろなものが殺される。 二の句を継がせず風呂場から飛び出し、服を着がえてベッドへ入る。…髪が濡れているが、そんなの関係ねえ。 あの場にあれ以上いたら、ロコンが俺の毒牙にかかることになってしまう。 俺はなんとか眠ろうと努めたが、瞼を閉じるとどうしてもロコンの潤んだ瞳とすべすべした肌と髪が思い出されて、結局なかなか眠りにつけなかった。 キャラ紹介 ・マスター ♂ チャンピオンリーグを目指す主人公。個性的なパーティに四苦八苦しながらも、うまくまとめている。 ヤマブキシティでロケット団と全面対決した際、何か思う事があったようだ。 ・ロコン ♀ パーティの末っ子ポジション。幼い性格と見た目に反して、実力は高い。マサキから入手。 会話がすべてひらがななのは、幼さの強調のため。見づらくてすみません。 ・ピカチュウ ♀ ロコンと同じくらい幼いが、こちらは活発。やはり実力は高い。ちなみに、マスターは技をある程度覚えたら石を使う予定らしい。 今回は空気。フシギソウと気があうらしい。トキワの森で入手。 ・フシギソウ ♀ パーティ最古参。実力も5人中トップ。生意気でマスターをよく困らせるが、信頼はされている。 今回はやっぱり空気。もちろん、最初の一匹である。 ・フーディン ♀ パーティでは最も新参ながら、頭脳明晰なこともありまとめ役を務める。マスターや仲間の状態にいつも気を配っている。 なぜか喋り方がえらそう。ナツメの所にいたが、マスターになついてパーティに加わる。 ・シャワーズ ♀ マスターの事が大好きな水タイプ。得意技はとける。タマムシで入手。 今回は空気。そうは見えないかもしれないが、彼女はこの話のヒロインです。 「ただいま、ロコン」 「おかえりなさい、フーディンおねえちゃん」 「マスターはどうだったかな?」 「あたまをあらってくれました…わたしもあらってあげました… けど、とちゅうであがっちゃいました」 「ふむ、やはり幼女に手を出すほどではないか(ボソ) ところで、他のみんなはどうしたんだい?」 「まだ、です…」 「あいつら…目的を忘れて遊んでるな?仕方のない奴らだ。 ロコン、留守番を頼む。私はみんなを迎えにいく」 「はい。いってらっしゃい、おねえちゃん」 「ああ、行ってくるよ」
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ヤ行▼:八田ミノル(やつたみのる) ★:山内 詠(やまうち えい) ★:大和真清(やまとさねきよ) ▽:山本武(やまもとたける) ▽:闇騎士アルトラス イフ(ヤミキシアルトラスアンドイフ) ▽:ゆい ▽:YUU(ゆう) ▽:ゆうき ▽:雪太(ゆきた) ★:雪片白夜(ゆきひらびゃくや) ★:幸守舞(ゆきもりまい) ▽:ゆづはくりゅう ▽:*☆湯音☆*(ユネ) ★:夢餓鬼(ゆめがき) ▽:優璃菜(ゆりな) ★:夜鷹(よたか) ▼:yonaka(よなか) ▽:余白屋(ヨハクヤ) new! ★:夜之兎(よるのうさぎ) ヤ行 ▼:八田ミノル(やつたみのる) ID 72263 属性 擁護 著作 ドリームパンチライン ほか マイページ 八田ミノルのページ クラウン・クラウンの擁護。 通報した人は作者さんが原作のセリフを多く使うというルール違反をしているから責めるんですね? ならあなたたちもルールを破ってはなりませんよ? 人をどかすために自転車のベルを鳴らしてはいけません。動画サイトに載せられた音楽動画を聞いてはいけません。信号無視、標識無視、逆走、ずる休み、ポイ捨て。全部悪いことなのでしてはいけません。 ここから先、盗作だのなんだのと騒ぐことは自分がルールを必ず破ることのない聖人君主であるといいきれる人間だけが許されます。 投稿者:八田ミノル [ 2012年 07月06日 (金) 23時39分 ] 某スレ住人曰く斜め上の擁護論の擁護者。 また彼の発言にあった聖人君主という言葉に、スレからは盗作を指摘できるのは君主だけなのか()という突っ込みの声が上がった。 ★:山内 詠(やまうち えい) ID 85368 通称 パクリエイター・パクリ詠ター 属性 盗作・痛い行動・信者暴走 著作 アンダーマイスキン(商業作品)、まいにちごはん など マイページ アカウント削除済み 山内事変参照。 ★:大和真清(やまとさねきよ) ID 106050 属性 盗作 著作 IS<インフィニット・ストラトス> 黒の異邦人 マイページ アカウント削除済み 盗作:IS<インフィニット・ストラトス> 黒の異邦人 以下はプロフィールからの引用 ユーザID 106050 ユーザネーム 大和真清 フリガナ やまとさねきよ 性別 男性 生年月日 1990-10-30 血液型 A型 自己紹介 近江在住の若さあふれる20歳。でも、作品はファンタジーの癖に現実路線でいきたいと思います。 戦争や戦闘、政治などの話に強いです。正直、言って軍オタです。でもライトノベルも読みます。 ちなみに部屋には4000冊近い本があって時折雪崩を起こすんですよ。というわけで政戦両略の会社員です。 最近はライトノベル作家を目指して執筆中。 今のところは投稿する度に「設定が細かすぎる。時代の波に合っていない」と返されるこの頃。 時代って何でしょう……食えんの? どこかでライトノベル作家として食えているのだろうか。 ▽:山本武(やまもとたける) ID 274466 属性 規約違反 著作 とあるブレイブルーの禁書目録 など マイページ アカウント削除済み 投稿されている作品18作品中、8作品が禁止二次創作使用の、二次クロス物多数という 小説家になろうの利用規約を読んでいるのか疑問符が大量に付きそうな作者である。 「BLAZBLUE」や「とある魔術の禁書目録」の世界観がお気に入りなのか 両作品の世界に他の作品キャラなりオリキャラが行くという話が多い。 運営も対処が比較的早く、スレに晒された翌日にはアカウント削除となった。 魚拓類まとめ山本武のマイページ 山本武の作品一覧 ▽:闇騎士アルトラス イフ(ヤミキシアルトラスアンドイフ) ID 266186 通称 無し 属性 規約違反、エア〇〇 著作 カオスな日常~この素晴らしきろくでもない世界~ マイページ アカウント削除済み 監視していた住人により10月23日にスレに持ち込まれた。 そしてその割烹を見る限り、かつての某人物を彷彿させる物であった為確認が行われた。 結果、割烹での兄の呼び名の「イフリート」という名自体が、過去に複垢で使われた事もあり そしてトップページに有る雑談場という名称の兄のチャットとやらが、過去のダークマターのチャットとURLが一致した事もあり エア弟によるダークマターの6つ目の複垢、もしくは本当の弟を使ってのなろう復帰では無いかと推測される。 (スレ内では、ダークマターの単なる複垢との推測が主流である) 正直な話、前回のグラン・バスタが兄で今回が弟という安直な設定もさる事ながら 兄とアカウント共用の段階で規約違反なのだが、この弟は規約を読んでいないのだろうか? それとも、兄の圧力に屈して規約違反を行ったのか?それとも、「弟」という存在自体が架空だったのか 疑問は幾つか残るが25日、運営によりアカウント削除された。 今後も、あの手この手で復活をしようとする可能性は非常に高く、警戒が必要なのかもしれない。 そろそろ運営にもアクセス禁止を含めた断固たる処置をお願いしたい所である。 魚拓類まとめ闇騎士アルトラス イフのマイページ 「オリキャラ 作者説明 「兄が・・・・ これから 「うわあああああああああもう嫌だぁあぁぁぁああぁあぁぁぁぁぁ 行け、ミサイル!忌まわしき記憶と共に・・・・・・! 「兄が何か再開しました。 ▽:ゆい ID 303194 通称 無し 属性 規約違反 著作 部室~ロッカー内で強制エッチ?(内容は異なるかもしれません。御了承ください。) マイページ ゆいのマイページ 2013年1月22日に通報者によりスレに運営削除の報告があった。 作品内容は、作品情報を見る限り18禁作品&二次創作の可能性があるため、運営削除されたと思われる。 魚拓類まとめゆいのマイページ 部室~ロッカー内で強制エッチ?(内容は異なるかもしれません。御了承ください。)作品情報 ▽:YUU(ゆう) ID 236995 属性 規約違反・痛い行動 著作 魔法少女リリカルなのは?悪魔と巨人の腕を持つ者? マイページ YUUのページ 仮面記者の「ばれちゃった」活報コメント欄にて「じゃあ皆様こっちの活動報告に集合。 」と発言。 仮面記者がチャット使用で規約違反を注意されているにも関わらず場所を移動を提案する。 過去の活報から、運営により「某白い悪魔の記事がアウトで削除」警告を受けていた事が判明。 負人が「バレないようにこそっとやって時間がたってからまたやるんですよwwww」とコメントしている また、やんわりと注意をしてくれた人に「もう大丈夫です」と返信。 散々チャットとして使用した挙句の「大丈夫です」 7月12日、ユーザーネームを「ソラ」に変更。 魚拓類まとめう、運営様からメールきてた……ガクガクブルブル……。 うむむ? ユーザー名変えました ▽:ゆうき ID 267710 属性 規約違反 著作 東京壊滅・・・・・自衛隊VS大怪獣 など マイページ ゆうきのページ 2013年7月29日、短編知られざる海戦・・・・1945年7月22日から23日における海戦が、Wikipediaからの条件を満たさない引用であったため、スレに報告される。 同日、該当の小説は削除されているが、活動報告短編編集!において、運営から指摘があったことが述べられている。 おそらく、他サイトに類似する部分があるため、指定期間内に修正しなければ作品を削除するという運営からの警告があったと思われるが、規約違反に対する反省の弁がないのは、残念なところである。 魚拓類まとめ知られざる海戦・・・・1945年7月22日から23日における海戦(小説情報) 短編編集! ▽:雪太(ゆきた) ID 146717 属性 規約違反 著作 東方夢見録 マイページ 雪太のページ オリジナルと偽り二次創作作品を小説家になろうに掲載した にじファン閉鎖騒動参照 ★:雪片白夜(ゆきひらびゃくや) ID 245465 → 254545 属性 盗作 著作 IS ヘタレの転生物語 など マイページ アカウント削除済み 盗作:異世界に着いたら魔王様!? 盗作:IS ヘタレの転生物語 盗作:クーデレな彼女は俺の嫁 最初に発見された盗作が「異世界に着いたら魔王様!?」である。 大半がコピペという稚拙な盗作であり即座に通報が行われたのだが、盗作の際に奇妙なスペースが挿入されていることに注目したスレ住人によって、同じようなスペースの入った同作者の別作品が検証された。 その結果それ以外の2作品「IS ヘタレの転生物語」「クーデレな彼女は俺の嫁」も盗作と発覚、この段階で雪片白夜の投稿していた3作品全てが盗作であった事になる。 通報が行われた結果残っていた2作品も【運営により削除】されただけでなく、運営によって悪質と判断されたのか雪片白夜のアカウントが規約違反により削除された。(2012/6/25) その2日後、同じ名前のユーザーが新規登録しているのが発見される。 特に活動報告などは無かったが、何故かフリガナの欄に携帯のメールアドレスが記載されていた。 6/29に「世界を護る剣~精霊と共に~」(N6870BG)を投稿するが、その日の内に運営によってアカウントごと抹消されていた。 アカウントを消された理由は不明。 ちなみに、この作品の主人公の名前が盗作「異世界に着いたら魔王様!?」の主人公と同じ『草薙白夜』だった。 そのため、この雪片白夜は盗作でアカウントを削除された彼の再来である可能性が高い。 魚拓類まとめ雪片白夜のマイページ ★:幸守舞(ゆきもりまい) ID 104081 属性 盗作 著作 ただいまを言うまで など マイページ 幸守舞のページ 盗作:旅立ちの朝 ▽:ゆづはくりゅう ID 320449 通称 無し 属性 規約違反 著作 萌えっ娘もんすたぁ-なずなといっしょ-ver鹿 マイページ ゆづはくりゅうのページ 2013年6月15日にスレに上げられた案件で、連載「萌えっ娘もんすたぁ-なずなといっしょ-ver鹿」が 商業作品「ポケットモンスター」の二次創作ではないかという問題である。 実際冒頭からポケットモンスター関係の単語や地名等が出ており、世界観を流用した 二次創作とも思える。 その後運営に通報されたのか、6月17日に作品が運営削除されている事が確認された。 その後の反応は現在無い。 魚拓類まとめ萌えっ娘もんすたぁ-なずなといっしょ-ver鹿(小説情報) ▽:*☆湯音☆*(ユネ) ID 223389 属性 規約違反 著作 怖い話:「さっちゃん 4番目の歌詞」 マイページ *☆湯音☆*のマイページ 2013年6月22日、短編怖い話:「さっちゃん 4番目の歌詞」が替え歌としての歌詞掲載であるとして避難所に報告された案件。 童謡「サッちゃん」は作詞作曲共に著作権が継続しており、小説家になろうの歌詞掲載に関するガイドラインにも書かれているように、権利者の許可のない替え歌は翻案権・同一性保持権の侵害となる。 その後、芋づる式にこの作者の他作品も他サイトからの転載であることが発覚。6月24日に全て権利侵害として削除されていることが確認された。 詳細については下記魚拓を参照のこと。 魚拓類まとめ怖い話:「さっちゃん 4番目の歌詞」(小説情報) 呪い・・・(小説情報) 怖い話:「ねぇ、どこ?」(小説情報) 泣ける話:彼の残した日記(小説情報) 泣ける話:年上の彼女(小説情報) ★:夢餓鬼(ゆめがき) ID 158856 属性 盗作 著作 A revenge tragedy ~偽顔の鬼童子~ 幽霊?拳で叩き伏せろッ!!! “世界”で演じるMadClown マイページ 夢餓鬼のページ 盗作:A revenge tragedy ~偽顔の鬼童子~ 旧名:悪HUZAKE、盗作発覚後改名。 ▽:優璃菜(ゆりな) ID 248203 通称 無し 属性 規約違反 著作 H×H 成り代わり ゴン マイページ 優璃菜のページ 2013年2月3日になろうスレの方で話題に上がり、その後 盗作スレには削除完了後、報告だけ上げられた案件である。 小説情報を、見ていただければ分かるが小説家になろうで禁止されている集英社作品数作を使った二次創作である。 マイページを見ても分かるが、その作品のキャラが好きなのは理解できるが、作品を書く前に規約を読んでから行動するべきではないかと思われる。 唯一の活動報告の日時から察するに、にじファン騒動を知っていたはずなのに何故こういう事が出来るのか理解に苦しむ。 今後、なろうで一次創作をやるのか、それとも二次創作に対してかなり制限のあるなろうを離れるのかは分からないが 移転したとしても、移転先の規約をよく読んで活動してもらいたいと切に願う。 魚拓類まとめH×H 成り代わり ゴン 「H×H 成り代わり ゴン(小説情報) ★:夜鷹(よたか) ID 252220 通称 (継続しての通称無し、単発ならば「与太か」) 属性 盗作・痛い行動 著作 我に槍を与えよ 、蒼い世界 マイページ アカウント削除済み 8月末の段階から軍板の仮想戦記関係のスレ複数で、外部サイトの作品の移転組かと議論に上がっていた。 当該サイトの作者氏も「引越しするかも」との告知も有ったのだが、他の作品のあまりに稚拙な内容などもあり 当人に成りすました盗作のようだと意見が一致していた。 【架空戦記】小説家になろう【火葬戦記晒し】スレより引用 606 名前:名無し三等兵 投稿日:2012/08/23(木) 18 52 59.96 ID uPCfLxmA http //ncode.syosetu.com/n4033bi/ 島戦争の作者の本土防空戦1937の転載(一部、改訂)のようだが、本人でいいのかな? 607 名前:名無し三等兵 投稿日:2012/08/23(木) 19 38 23.32 ID ??? ※2012 6/18告知。突然ですが、HP名変更&引越するかもです。 これっぽいけど 告知ちゃんとするだろうからなあ 608 名前:名無し三等兵 投稿日:2012/08/23(木) 22 15 32.97 ID ??? →606 盗作くさいなぁ 他の作品が稚拙すぎる 名前も違っているし 612 名前:名無し三等兵 投稿日:2012/08/24(金) 02 25 32.52 ID Fcso+vaH →606 ひどい文章だな。中学生以下。 まーなろうの作家は大抵そうだけどさw そして、9月3日に外部サイトの作者氏がなろうにアカウントを開設 ここで、夜鷹の垢と共に複数アカウント疑惑が持ち上がった事で、盗作スレに話が持ち込まれた。 盗作スレでも当初は当人の複垢説が流れていた。 同一人物の文章にはとても見えなく、むしろ新しい作品(夜鷹による盗作)の方が 文章力低下してるのではとの意見も有ったが、スレの方は別の話題で盛り上がっていた所為もあり スレ内では検証等たいした動きが無かった。 その翌日の4日、事態は動き出した。 盗作された作者氏が夜鷹の作品のコメント欄に書き込みをし、その後消された事で 夜鷹の盗作である事が明らかになった。 (作者氏とコンタクトを取っていた方からの情報によると、2日の段階でも書き込んだが消されたとの事でした) そして、盗作直前の活動報告の記述により計画的に盗作&成りすましが行われたのではと の疑惑も出た。(コレは後に、当人に誤解であると釈明が行われた…が、それが真実なのかは分からず) その後、マイページの自己紹介文に「現在は二人で活動中…」と、偽装工作なのか書かれたりしていたが 盗作作品が4日深夜に夜鷹により削除された。 そして、6日に紹介文の「二人で活動中…」について、アカウント共有の規約違反に付いて 活動報告上での詰問が始まった詰問1、詰問2 盗作追及を避けるために許可を得て、本来の作者と二人三脚してますよアピール→ 複数人使用への追求を避けるために一人で使用していますアピール→ 本来の作者との関係が不明になったので再び起こった盗作追及を避けるために頼まれて載せましたアピール と、色々とボロが出てくるような発言を行った挙句、活動報告を全削除、作品の感想欄を閉じ ユーザーネームを瑞穂に変え、その後1時間足らずで元の夜鷹に戻すという意味不明な行動に出た。 (活動報告は後に非表示にされていたと判明したが) そして、6日23時前に非表示の活動報告を元に戻しだすが 一ヶ月ぶりというタイトルの活動報告本文が改変されていた改変前、改変後 改変後記載の「載せる予定だった作品」は、後に当人から示され その作者も夜鷹本人であると確認はされたのだが(ちなみに、遊戯王の二次創作でした) 正直な話、魚拓類まとめの活動報告のコメント欄を読んでいただけると分かるが、稚拙な言い訳や 当人も「ここは重要ではないです」と書くくらいのどうでもいい例えが有りすぎてツッコミが間に合わない。 9月7日夜に夜鷹による活動報告 運営の判断が上がり、運営により警告処分が下されたとの事 しかし、夜鷹の行動に対する疑念は晴れず詰問は続いていたのだが、当人は沈黙を保つ。 この後、夜鷹のツイッター垢が発見され放置しよ、なんなんだよあいつらと、詰問を無視していた事が確認された。 そして、9月8日の23時前 またもや夜鷹の全活動報告が閲覧不能に、その後作品も閲覧不能状態になり 2つ確認されていたツイッター垢も削除された。 作品や活動報告は再度、非公開にしたのか削除したのかは不明だが、未確認情報では 理想郷への移住を試みているという話もあり、コレからも要監視対象になるのは言うまでも無いだろう。 2013年6月1日の一斉調査により、小説家になろうを自主退会していることが確認された。 魚拓類まとめ一ヶ月ぶり「一ヶ月ぶり」の続き 「一ヶ月ぶり」の続きの続き 『昭和陸海軍の失敗』を読んでみた「『昭和陸海軍の失敗』を読んでみた」の続き 携帯電話の調子が悪い…「携帯電話の調子が悪い」の続き 「携帯電話の調子が悪い」の続きの続き ツイっ拓 放置しよ、なんなんだよあいつら 運営の判断 ▼:yonaka(よなか) ID 204743 通称 BBA 属性 擁護・痛い行動 著作 私の童話、歌の季節 など マイページ アカウント削除済み アホーリー騒動から派生した正直亭素直、おみとに続く3人目の大型擁護者。 ……だけで終わる筈だったのだが、その言動は脳炎とはまた違った悪質さを見せた。 まず、おみとの割烹に書き込んだ後 自身のマイページから割烹を削除。スレで少々騒がれる中、続いて自身の割烹より凸者への返答、スレを見て気になったと思われるコメントへの反論を開始。 それだけなら良かったのだが、まず返答に対して答えつつ質問をし長引かせる。続いて粗を見つければ「こういった発言も許されるのですね。参考にします」 イラついてきたのか挑発紛いの謝罪罵倒発言。更には時間が時間なだけに本音が出たのか、 >チャット化で通報とは、臍が茶を沸かしますが。 ご安心ください。こんなおもしろいことをわざわざ報告しません。それに2chでは、お茶を飲んで楽しんでいますよ。私も加わりたい。 擁護どうこうではなく、挑発する事で凸者を釣って楽しんでいた事が確定。 あまりの言動に見慣れていた筈のスレ住人すら引く( 760-860付近参照)中、一部の凸者共々運営から警告を受けたらしく 交流者へPCが使えなくなったと、英語でメッセージを送り雲隠れ……する気は無かったらしく盾無氏の割烹に登場。相変わらずの態度で皮肉を残した。 その後、正直亭素直の名前を出したユーザーが出現し、凸者に対し上記と同じ粘着っぷりを見せるものの確定には至らず事態は沈静化。 時折スレにてBBAの名前が出る程度で目立った動きは見せなくなった。 ……筈だったものの、8月4日深夜に、通称荒らしwiki(現在は削除済み)がスレ67にて挙げられたことで再度復活。 荒らしの対処法2やグラントル騒動の検証等、そもそも盗作を筆頭とした規約違反やおかしい発言が無い限り話題にすら出ないし、ワザと相手を怒らせて暴言を吐かせるという部分は、大概が規約違反者である以上ある種の犯罪幇助に当たるなど問題がありすぎる事や スレの引用が多く情報ソースが2chとかどうなんだ等、失笑と共に通報が行われる中でwikiの管理人候補にyonakaの名前が浮上。 魚拓は無いが、内容に問題があり訴訟の可能性があるといったコメントに対し、『管理者は外国人故、その言語でその国で訴えて下さい』と返した事で候補のトップに躍り出た。 その後警告が来たのかスレを見てか内容の移転を決行するものの、程なくしてBBA呼ばわりされた為に実行したとトップページにて告知。 余程楽しかったらしく所々にある本音から、流石にスレ民からも人としての良識を疑う者や最低だという声が上がった。 魚拓類まとめ yonakaの活動報告 ▽:余白屋(ヨハクヤ) new! ID X8157G 属性 規約違反(自主削除につき未確定) 著作 R18BLゲーム『王様ノ蝶・ノベライズ体験版』 マイページ アカウント削除済み 2013年8月5日、ムーンライトノベルズでの連載R18BLゲーム『王様ノ蝶・ノベライズ体験版』避難所に報告されたユーザ。 タイトルに「体験版」とついていることからも分かるように上記作品は途中で終わっており、「続きはゲームを買ってください」という体裁を取っている。 当然ながら「続きは有料版で」というのは、小説家になろうのヘルプにもあるように 利用規約にて、「商業用の広告、宣伝又は勧誘を目的とするテキスト等の情報」を小説として投稿することは原則として禁止しております。 「続きは出版物で!」というような掲載の仕方もご遠慮ください。 となっており、商用広告も含めて利用規約に抵触する行為である。 その日の夜には検索除外となっていることが確認され、おそらくではあるが通報によって運営から警告がなされたものと思われた。 しかし、翌6日に再び開示設定となっていることが報告されるが、作者名からマイページに飛べなくなったくらいの変化しか確認されず、商用広告や「続きは有料版で」という状態も変わっていなかった。 当然、再び通報がなされ、検索除外されたことが確認。さらに、夜には作者が自主退会していることが確認された。 以上の経緯に関しては下記魚拓類まとめも参考にしていただきたい。 魚拓類まとめ(R18につき注意)余白屋のマイページ R18BLゲーム『王様ノ蝶・ノベライズ体験版』(小説情報) 上記小説情報の魚拓リスト ★:夜之兎(よるのうさぎ) ID 158856 通称 オンリン・夜盗 属性 盗作・痛い行動・自演・その他 著作 Blade Online マイページ 新式影兎のページ オンリン騒動参照 旧名:夜兎__〆(やと)、2012年1月22日改名。 旧名:新式影兎(しんしきかげうさぎ)、2012年2月22日改名。 登場人物へ戻る
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「…なんか、急にあったかくなってきたな」 「火山のせいでしょうか。今は活動していない、はずなんですけど…」 ハードプラント習得の次の日。俺達は、『ルビー』を探すためにともしびやまへ向かっていた。 シャワーズの助けを借りて遠浅の海を渡り、濡れた服を乾かしたい衝動を堪えて陸地を進んでいく。 途中で出てきた野生の萌えもんを捕獲、もしくは撃退して進んでいくにつれ、肌に感じる熱気が強まってくるのを感じる。 俺の隣を歩いているシャワーズも、少々暑そうだ。だからって服であおぐな。いろいろ見えそうになってるから。 「って、あれ…何だ?」 「洞窟…でも、上から湯気が出てますね」 火山、湯気…ひょっとして…というか、もうそれしかねーよな。 「やっぱり、温泉だ」 「温泉?」 「まぁ、要するに天然の風呂だな。地下水が地熱で暖められて湧き上がってくるやつだ。 普通の風呂よりも、水の質もいいし鉱物によるさまざまなプラスの効果がある…と聞いた。 ちょうどいい。ここに入っている間に服を乾かそう」 俺はシャワーズを連れて温泉の入口へ向かっていった。 向かわなきゃよかった。 温泉は、広大な洞窟内のあちこちに沸いているようだった。それぞれの湯のまわりには簡単に壁が張られ、 管理人に申請して一室を借りて入る、という形になっているらしい。 ちょうど俺達が入ったのが昼前と言う事もあって空いている。 簡単に一室借りることができた。(ひと組に一室しか借りられないらしい) で。 「いや、予想してしかるべきだったんだけどな」 「何いってんの、マスター?早くはいってきてよ」 「御主人さま、ここのお湯すっごい気持ちいーよ!」 まぁ、風呂の外に仕切りはあっても、中には仕切りがない訳だ。要するに混浴だ。 「いや待て、お前ら先入ってろ、俺はしばらく外で時間つぶしてくるから――」 「それは困るね、マスター。服が濡れている状態で外に出て風邪でもひかれたら、修行どころじゃないじゃないか」 「いや、でもな――」 「…分かった、ではこうしよう。シャワーズ、プテラ、手伝え。無理やりにでもマスターの服を脱がす。風邪をひかれては困るのでな」 「ごめん俺が悪かった一緒に入ってやるからそれは勘弁してくれ」 「遠慮しなくてもいいよ、私が上から下まで徹底的に優しく服を一枚一枚剥いでやろうじゃないか」 「フーディン、キャラが変わってます…」 …と言うわけで。 なんだかセキチクの一件を思い出すが、俺達7人は全員で温泉へと入ることになった。 「ふむ…予想以上に湯が熱いな」 「私としてはそんなに感じないが…そこまで熱いか、フーディン?」 「プテラは、熱いのには強いみたいですね」 「ボクたちはいいとしても、年少組が茹であがっちゃうよ…」 「ぐにゃー…」 「ふにゅー…」 「いかん、水の栓はいずこ!?」 「シャワーズ、君の後ろのそれじゃないかな?」 「えっと、これ?…熱っつぅ!これ、源泉ですよ!?」 「あ、たぶんこっちだ!水入れるよー」 もちろん全員タオルは巻いている。…みんな予想以上にくつろいでんな、オイ。 「…ライチュウ」 「なーに、フーちゃん」 「進化しても体はあまり成長してないんだな」 「うー…あたしはこれから大きくなるんだよ!そのうちハナちゃんみたいになるよね、マスター!?」 「俺に振るな、あと湯船で泳ぐな、例え俺達しかいなくても」 …まぁ、確かにライチュウもキュウコンも、進化しても性格は変化していない。…あと体つきも。 フシギバナほどになるかどうかはわからないが、成長はこれからなのだろう。 ただ、変化した点ももちろんある。 「なぁ、ライチュウ、キュウコン」 「なーに?」 「はい…」 「お前ら、髪…解かないのか、それ?」 そう、外見だ。ライチュウはストレートだった髪を左右に分けてツインテールに、 キュウコンは伸びた髪を纏めて九つの房に分けている。進化前は見れなかったうなじがちょっと色っぽい…かもしれない。 「ますたー」 「…どうした」 「かみの毛ほどきますから、あたま洗ってくれますか?」 「あーっズルイ!マスターあたしも!」 「じゃあ御主人さま、ボクもボクも!」 「マスター、あの、よかったら私も…」 「御主人、で、できれば私も…」 「お前ら落ち着け、そして洗うにしても一人ずつだから。そもそもお前ら揃いも揃ってなぜ俺に頼む」 「そんなこと言わずに、役得として受け取りたまえ。あと私もお願いしよう」 ぼやく俺の隣から、フーディンが何気にトンデモない事を口にしやがった。 …結局、一時間近い時間をこの温泉で過ごすこととなった。やましい事はしてないぞ、マジで。 * * * 気を取り直して、俺達はとうとうともしび山に到着した。 とりあえずそれなりに急な山道を登っていくと、上に進む道と横へ逸れる小さな道がある。 普通に登っていれば確実に見のがす小さな道だが、足もとに注意していたため気づくことができた。 どっちへ向かうか。とりあえず、上にのぼるのは後にしたい所…横道へ行くか。 「で、ひとつ目のパスワードは…『またまた タマタマ』…」 何やら話し声が聞こえてくる。物陰からのぞいてみると、見覚えのある黒服の人間が二人いた。 犯罪組織ロケット団。話すと長くなるので割愛するが、俺はこいつらが死ぬほど大嫌いだ。 ここで何をしているのか。相手は二人…ボールは腰に2つずつ、か。 …俺的には、こいつら相手に遠慮も仮借も手加減も必要ない。徹底的に、殺して解して揃えて並べて晒してくれよう。 足もとに落ちていた小石を拾いあげて、同時にリュックに入れていたスタンスティックを取り出す。 伸縮、放電ともに異常なし。…これ、タマムシのロケット団アジトから頂戴した代物なんだよな。萌えもん調教、鎮圧用の。 「…さて、やるか」 まずは小石を投擲。地面にあたって音をたてた石のほうへ、二人の男の意識が集中するその一瞬。 俺は物影から飛び出して3歩で一人目の目の前に飛び出し、スタンスティックを叩きつけてトリガーを引く! 細かい事はわからないが、象でも一瞬で気絶する電撃を浴びて平然としている人間はいまい。 倒れた一人目は無視、スティックを伸ばして二人目のボールに伸びていた手を思いきり叩いた。 痛みに喚く暇も与えず、顎を蹴り上げてさらにスティックで一撃。もちろん電撃のおまけつきだ。 「…ま、これで2,3時間は起きてこれねーな」 「私はいつも思うのだが、マスターは素手でギャラドスやニドリーノくらい軽く倒せるんじゃないか?」 「別に大したことねーよ、こんなの。義父さんは素手でカイリュー投げ飛ばしてたぜ」 「………それは、君の基準がおかしいんだよ」 * * * ロケット団が入ろうとしていた洞窟へ侵入する。ライチュウに頼んでフラッシュで暗闇を払って、 奥へ奥へと降りて行くと―― 「マスター、なに、これ」 「遺跡…かな」 その壁にはよくわからない文字が刻まれ、石室の中には壁と同じような文字が刻まれているテーブルがある。 部屋の隅には、下に降りる階段があった。 「ライチュウ、降りてみよう」 「うん」 降りてみると、今度は小さな部屋の中央に何かが置かれているのが目に入った。 真紅の輝きを放つ、手のひら大の宝石。これが、噂に聞いていた『ルビー』か。 手を伸ばして、台座から取ってみる。…ひょっとしたらトラップが発動するかも、とは思ったのだが、何もおきない。 「…これ、俺がこっちにこなかったらロケット団に取られてたんだな」 「でも、これでニシキさんよろこぶね!」 「そうだな。とりあえずリュックに入れておくか」 俺達は洞窟を出て(ついでにロケット団は縛り挙げたうえで1の島の警察に通報しておいた)、 元の道にもどって頂上へ登って行った。 * * * 「…頂上だ」 古くて長い階段を登り終えると、そこはともしび山の頂上だった。火口はちょうど俺達の登ってきた反対側の下にあるらしい。 振り返ると、1の島と2の島が見えた。3の島は遠くにかすんでいる。 「で、マスター。登ってどうするのだね」 「…いや、昨日頂上にいったらいいって言われたからとりあえず来てみたんだけど」 「やれやれ、…マスター、下がって。上からくる」 「?」 フーディンに言われるまま数歩後退して、空を見上げる。 晴天に赤く輝く影、その姿は―― (…あれ、萌えもんか?どう見たって火の鳥だよな?) (おそらくは間違いないね。マスター、気をつけて) 空から舞い降りてきた火の鳥は、その名のとおりと言うかなんというか、全身を炎に包まれていた。…しかし、それにしても体が大きい。 「ともしび山へようこそ、人間とその仲間たち。私(わたくし)はファイアー。伝説と呼ばれる炎の守護者たる萌えもんの一つ」 「ファイアー…図鑑にデータがある。…以前に確認されたのは、チャンピオンロードで数回の目撃情報のみ、か」 と、火の鳥――ファイアーが纏っていた炎が吹き飛び、その中からファイアーの本体が現れた。…あれ、なんか3回りくらい縮んだな。 しかし、その体からにじみ出る威厳と迫力は全く変わらない。今にも息がつまりそうだ。 「それで、私に何用です?観光、と言うわけでもなさそうですが?そもそも観光ならここではなく向こうの火口を目指した方が…」 「いや、ある人にここに行くといいって言われたんだけれど…」 …ああ、なるほど。そう言う事か。全く、あの人はいったい何者なのか。 「特に用はないというのですか?」 「いや、待ってくれ。…一つあるんだな、これが」 そう言って、俺は腰から順番にボールを取り出して、手持ち6人全員を展開する。 「勝負だファイアー!俺達の力試しとして、相手になってもらうぜ!」 「…ふふ、この私に向かってくる、その意気やよし」 ファイアーが穏やかな口調で、優雅に微笑む。そして、周囲の雰囲気が一変した。 壮絶な覇気と殺気。空気が一気に重くなり、俺の額に冷や汗が吹き出す。 「いいでしょう、挑戦は受けます。そして私に牙をむけたこと、後悔させてさしあげますわ!」 「…ッ!!来るぞみんな、一度固まれ!ライチュウ、光の壁!フーディンはリフレクター!プテラとシャワーズは攻撃の準備! フシギバナ、キュウコンは援護に回れ!」 「うん、分かった!」「任せたまえ」 「はい!」「承知!」 「了解ーっ!」「わかり、ました…!」 ファイアーは上空へ飛び上がり、エネルギーを集中させている。炎を貯めている所をみると、火炎放射か。 …って、あれが火炎放射か!?見た感じだけでも昨日見た『ブラストバーン』と同威力かそれ以上はあるぞ!? 「く、あんなモンくらったらバリア越しでも持たないぞ!キュウコン、フシギバナ、妨害は間に合わない、あいつの火にタイミングを合わせろ! 少しでも威力を削るんだ!フーディンとライチュウは出来るだけ防御を厚くし――」 「遅いわ、焼かれなさい」 空中から俺たちに向けて、撃ちこまれる火炎放射。ワンテンポ遅れて、こちらからも火炎放射と破壊光線が放たれたが、威力が違い過ぎる!! 瞬く間に飲み込まれ、そして光の壁とリフレクターに激突する。 「んぐ…!」 「くっ、う…なんてすさまじいエネルギー…」 「頑張ってくれ、ライチュウ、フーディン!…くそ、フシギバナ!あいつの攻撃を妨害できるか!? シャワーズは時間差で攻撃をかけろ!」 「うん、やってみる!」「…はい!」 バリアの後方から、フシギバナがはっぱカッターを放つ。ファイアーはこれを避けようともせず―― すべて、『防ぎきった』。 分厚い炎の壁が彼女を取り囲み、攻撃を遮断したのだ。 「ますたー、あれは…」 「ああ、分ってる!炎の渦の応用ってわけか!なら、水の攻撃でどうだ!?」 シャワーズが放った水の波動が、炎の壁を打ち消す。ファイアーは美しい顔を若干ゆがめて、此方をにらみつけてくる。 「時間の無駄です、終わらせましょう。…ゴッドバード」 つぶやくと同時に、ファイヤーの全身が炎に包まれ、降りてきた時と同じように火の鳥の姿へと変化する。 その姿のまま――こっちへ突っ込んでくる! 「まずい、みんな、逃げ――」 間に合わない。もうすぐそこまで来て―― 「うわああああああああああああああぁっ!!」 * * * 「く………」 「へぇ、意外としぶといのが一人、いますわね」 「あと一瞬テレポートが遅れていれば私も戦闘不能だったがね。しかし、手加減してくれるとは思わなかったな」 「むやみに命を奪う趣味は持ち合わせておりませんの。…ですけど、主人を見捨てて一人逃げるとは薄情では無くて?」 「私もそう思うけどね、その主人の命令だ、仕方無い」 『フーディン、お前だけテレポートで離脱しろ!お前さえ無事ならなんとかなる!』 『…了解』 「へえ、随分と手下想いな主ですこと。…もういいわ、さっさと尻尾を巻いてお逃げなさい、負け犬!」 「…屈辱ではあるが、そう言ってくれるならありがたく逃げさせてもらおう」 * * * 目が覚めて、最初に見えたのは天井。続いて、ベッド横に座っているフーディンの顔。 「ぐ……フー…ディン?」 「…マスター?目が覚めたのか」 「ここは?」 「一の島、センター内の我々の部屋だ」 「そう、か…」 意識がまだはっきりしないが、俺の体はちゃんとベッドに横たわっているらしい。 頭を触ってみると、額に包帯が巻かれている。体のところどころにも包帯や湿布が張られているのがわかった。 「…みんな、は?」 「私を含め全員治療施設で回復済みだ。私以外の皆は、もう少しかかるそうだけれど…命に別条はない」 「…よか、った、…」 「よくない」 フーディンが強い口調で俺の言葉を阻む。 「よくないよ、マスター。…無事だったから、いいってものじゃない」 「フー…ディン?」 「私が、わたしがもっと早くに反応していたら、マスターに言われる前に動いていたら、全員無事で逃げられたんだ。 特に、マスターは人間なんだ…倒れても、センターの治療施設じゃ治せないかもしれない…」 ぼろぼろ、と。俺を見下ろすフーディンの顔から、熱い滴りが零れおちてくるのが分かった。 俺はヤマブキからこいつと一緒に旅をしてきた訳だが、フーディンが泣いた所なんて、見たことがない。 「ほんとに、マスターが、死んじゃっ、たら、どうし、よう、って…わたしの、わたしの、せ、せいで… 相手に、情けまで、かけられて…マスターが、悪く、言われ、ちゃって…」 「違うよ…フーディン。お前のせいじゃない。今回の敗けは、全部、トレーナーの、俺の責任だ。 相手の実力も測れずに無理な戦いを挑んだ、俺のせいだ。お前は何も悪くない」 腕を伸ばして、フーディンの頬から涙を払う。 「お前のせいじゃない。…思いきり泣いたっていい。その分早めに泣きやんで、また俺を助けてくれ」 「マス、ター…ひぐ、ぐすっ…う、うえぇっ…」 ベッドに横たわる俺の胸に顔を押しつけて泣くフーディンの頭を、母親のように俺は撫でてやった。 * * * 泣き疲れて眠ったフーディンを俺の代わりにベッドに寝かせ、みんなの様子でも見に行こうかと考える。 ああ、そういえば…ともしび山で入手したルビーをニシキさんに渡さなきゃいけないんだったか。 通信制御施設に入ると、ニシキさんが駆け寄ってきた。 とりあえずルビーを手渡すと、彼は信じられないような眼でこちらを見てきた。 「あの…ひょっとして、これを探してその怪我を?」 「いえ、これはその後ちょっと手ごわい奴とやりあって…フーディンのお陰で、命からがら逃げてきたって感じなんですけどね」 「あ、あの子ですか…必死の形相であなたを引きずってセンターに入ってきたものですから、みんなびっくりして」 …後でフーディンにちゃんとお礼言い直しておこうか。 「でも、これでまた通信システムの強化、進みますかね」 「もちろんです!…まぁ、細かい調整なんかは一つ一つやっていくしかないんですけどね。 いつまでも先輩のやり方を頼ってはいられないし、オレなりのやり方で頑張りますよ!」 一つ一つ…俺なりのやり方…か。…そうか… 「クリムさん、本当にあり――「ニシキさん、ありがとうございました。何か、ちょっと目が覚めました!」――え?」 俺は、仲間たちを迎えに走り出した。そう、俺は大事なことを忘れていたんだ。 ジョーイさんのところで聞いてみると、今ちょうどみんな治療が終わり、部屋へ走って行ったらしい。 …まずい予感がするな。急いで俺も追いかけよう。 * * * 「どおしよう、マスターがいなくなってるよー!」 「ひょっとして、けがしてる所を攫われたり――」 「ますたぁ…どこですか…」 「落ち着いてみんな、皆で探せばすぐ見つかるから…」 「シャワーズ、お前が落ち着くんだ!ソファーの下にマスターがいるはずないだろう!」 「…お前ら、怪我治ったばっかりで走り回ってんじゃねーよ」 「マスター!?」 「御主人!どこに行っておられたのだ!」 「そうですよ!一番安静にしてるべきなのはマスターじゃないですか!」 「いや、もうだいぶマシになった。お前らを迎えに行こうと思ったらスレ…じゃなくて、すれ違いになったみたいだな」 …こいつらにも、言わなきゃな。俺の覚悟と、決意を。 「みんな、聞いてくれ。今回の負けは、全部俺のミスだ。…本当にゴメン」 「マスター…」 「けど、今度は負けない。みんな、俺にもう一度チャンスをくれ。今度はあいつのペースに乗せられる必要はない。 おれ達のやり方で、あいつに、ファイヤーに目にもの見せてやるんだ」 「良く言った!それでこそボク達の御主人さまだよ!」 「私、もっともっと頑張ります…勝ちましょう、マスター!」 「もう、まけない、です」 「負けっぱなしと言うのは症にあわんな。御主人、今度こそ勝とうぞ」 「さっすがマスター!あたしもそう言おうと思ってたんだよ!」 「お、お前ら…」 「楽しそうだね、君たちは。私を放っておいてそれは無いよ」 「フーディン!?お前、もういいのか?」 「おかげさまで、だいぶ気が晴れたよ。ありがとう、マスター。 …それで、勝算はあるのかい?」 「ああ。…細かい作戦は明日話す。まずはとにかく…晩ごはんにしないか」 「…そういえば、もう7時を回ってるんですね…急いで作ります!」 「ボクもいってくるよ!」 「おなか…すきました」 「…まぁ、健康で何よりだな」 * * * で、次の日。朝食を食べ終えて一息ついた面々に、俺が作戦の説明を始める。 「まず、昨日の戦いで分かったことを纏めてみよう。おおよそだが、3つある。 一つ・ファイヤーはゴッドバード、火炎放射の技を使う前にチャージ時間がある。 二つ・炎の壁はシャワーズの水の波動で消すことが可能。他の物でも消せるかもな。 三つ・俺達の防御力では、火炎放射でさえ防ぐのがやっとだ。つまり、回避する方向で考えよう」 「そして、ヤツに対する俺達の有利な点はこうだ。 まず、こちらは6人、相手はひとりと言う事だ。散開すれば、火炎放射で一網打尽、なんてことはない。 もう一つ。一度俺たちに勝ったから、ヤツは俺たちを甘く見ている。そこにつけこむことができれば、勝ち目は充分ある」 「これから、各自に作戦を言い渡す。現場で指示を出すこともあるだろうけど、そうでないときはこれに従って自分で動け。 今回の戦いのカギは…フシギバナ、お前だ。わかってるだろ?」 「うん。アレを使うんだね!」 * * * ともしび山、頂上。昼下がりの山頂で、俺達とファイヤーは再び対峙した。 「あら、人間。またやられに来たのですか?」 「あいにく負けたままじゃ気が済まないんでな。リベンジマッチと行かせてもらうぜ」 「…ふふ、いいでしょう。今度も手加減してさしあげます」 「そいつはどうも!行くぜ、皆!」 俺がみんなに出した指示はこうだ。 まず、フシギバナは『フーディンの後ろでタイミングを待て、必要なら援護しろ』 そしてフーディンには、『とにかくフシギバナを守れ、そして仲間の支援を行え』 残りの4人にはこう言った『とにかくファイヤーを一度地面にたたき落とせ』 まず、先鋒はライチュウ。素早く前に走り出て、攻撃に入ろうとしたファイヤーに10万ボルトを放つ。 さらにキュウコンが続き、火炎放射で牽制をしかけた。 ファイヤーはこれを驚きもせずに炎の壁で散らす。しかし、すかさず放たれたシャワーズの水の波動がバリアを打ち消した。 「どうしました、これでは昨日とおなじですわよ!」 「それはどうかな!?」 高らかに叫びながら、さらに高空へと上昇、炎を放射する構えを取るファイヤー。 しかし、背後に回ったプテラが真上から破壊光線を放つ! 「甘い!」 一瞬で軌道を見きって、空中で回避しやがった!反動で動けないプテラを放っておいて、再度火炎放射の構えを取るファイヤー。 だが、その油断が命取りだ! 「イーナーズーマー…」 「なっ!?」 「キィーック!!」 プテラの背に隠れていたライチュウが、そこから飛び出し――ファイヤーに、渾身の雷撃と蹴りを打ち込んだ!! 油断していたところに背中から蹴りを受けて、一直線に地面に落ちるファイヤー。 (いいぞ…そのまま下まで…!!) しかし、敵もさるもの。空中で翼を広げ、地上数メートルで留まって、再び上昇しようとする。 だが、天空より駆け降りてくるプテラとライチュウがそれをさせない! 「大人しく落ちちゃえっ!」 「これで終わりだ!」 落下の勢いを利用した、メガトンパンチとすてみタックルが直撃。今度こそ完全に、地面に叩きつけられた! 「こ、この…調子に乗って…!」 立ち上がろうとするファイヤーだが、真上からすさまじい念力に押されて、膝をつくのが精いっぱいらしい。 フーディンが俺の目の前で、全身全霊の力でファイヤーを押さえつけているのだ。 「それはこっちのセリフだよ。一度勝った程度で調子に乗らないでほしいものだな…! 今だ、やれ!!」 「はいっ!」 「おいうち、です!」 「行くよ!」 「任せろ!」 4方向から襲い来る、徹底的な破壊の嵐。爆炎と土埃が舞い上がって、視界を隠す。 「フシギバナ、やれ!フーディンは念力で奴の位置を掴んでフシギバナを誘導!」 「了解!…見えた!右21度、まっすぐ撃ちこめ!」 「行くよ…だああああああああああああああああああぁぁっ!!」 フシギバナの絶叫とともに、彼女の『力』が地下から持ち上がり、煙の中にいるファイヤーに殺到していく。 視界の晴れたファイアーが見たものは、自分の視界をさらに埋め尽くす無数の根だった。 「あ、きゃあああああっ!?」 「やった!御主人さま!」 「おう!」 狙いを定め、ハイパーボールを倒れたファイヤーに投げつける。…意外なほどあっさりと抵抗が止み、ボールが火山の岩肌に転がる。 「…御主人さま、やったの?」 「ああ。…ファイヤー、ゲットだぜ!」 「意外とあっさり捕まってしまったね。…もっと苦戦するかとも思ったんだけど」 「…そうだな。とりあえず、センターに戻るか!」 * * * で、センターの自室に戻って、治療のすんだファイヤーをボールから出してみる。 たとえ伝説級の萌えもんとはいっても、ボールに入ってしまえば俺に危害を与える事はできない…と思う。 「…で、とりあえず捕まえちゃった訳なんだが…」 「敗北した以上、殺されても文句は言えませんものね。このファイヤー、謹んで貴方の供となりますわ。どうぞよろしく、御主人様」 「あー、それなんだけど…まぁいいや。どうせもう今日は遅いだろうから」 「マスター、ファイヤーさん、晩御飯用意できましたよ。歓迎も兼ねて、御馳走にしてみたんですけど…」 「あら、恐れ入ります。それとシャワーズ、同じマスターに仕えるのだから、別に敬称はいりませんよ? それではマスター、先に食堂へ行っていますね」 「あ、ああ…」 なんか、さっきまでとだいぶキャラが違うな。…何というか、実力を認めてもらったのだろうか。 「それではマスター、私はこれで失礼いたします。おやすみなさいませ」 「ああ、お休み。…早いな」 「その気になれば、1日中でも起きていられるのですけれど…少し、疲れたみたいでして…」 「そうか…まぁ、ゆっくり休みなよ」 「おやすみなさい、ファイヤーおねえちゃん」 「おやすみなさい、キュウコン。それでは」 「…なんだかなぁ」 「拍子ぬけ、と言った感じだね。もっと抵抗してくるかと思ったんだけれど…」 「ますたー」 「ん、どした、ロコン?」 「ねむい、です…わたしも、ねます」 「マスター、あたしも寝るね…おやすみー」 「あの、私も…」 「そっか…まぁ、今日はがんばったからな。お休み」 なんか、やけにみんな寝付くのが早いな。…あれ、俺もちょっと眠くなって… 「マスター?」 「悪いフーディン、俺もちょっと疲れてるみたいだ…」 「当然だ、君は一応はけが人なんだぞ。無理をせず休みたまえ」 「あ、ああ…消灯、頼むな」 「わかっているよ。お休み、マスター」 寝間着に着替えて、俺もベッドに入る。…不自然なくらい、あっさりと眠りに落ちた。 「フシギバナ、もういいぞ。ボールは確保した」 「うん。でも何で、ファイヤーにいたずらするの?」 「昨日の借りを返してやろうかと思ってね。楽しいし見てて面白いと思うから手伝ってくれ」 「わかったー。じゃあ、どこに行くの?」 「隣の治療室へ行こう。あそこなら音も漏れまい」 * * * 「御主人様、起きてくださいませ…」 「う、ん…」 やけに深い眠りだった気がする。いつもなら自分で目を覚ますところを、起こしてもらう事になるとは… って、あれ? 「ファイヤー?」 「な、何でしょう?」 「いや…いいや。起こしてくれてありがとうな」 ファイヤーに先導されて、朝食の場へ向かう。 「ますたー、おはようございます」 「お早うございます、マスター」 「おはよー!マスター!」 「御主人、お早う。寝坊とは珍しいな」 「あ、ああ…」 …俺の隣にいるファイヤーの顔が紅い。なんかやけに紅い。その視線をたどってみると… 「あ、御主人さま!」 「やぁマスターお早う。今日は寝坊かい?」 …まさか、まさかな。 「なぁ、ファイヤー」 「…な、なんでしょう、御主人様?」 「お前さ、昨日…フーディンやフシギバナと何かあったのか?」 ステーンガタガタブルブルドンガラガッシャーン!! (な、何だ今のギャグ漫画みたいな謎の擬音!?何の音だ!?) 「なななななな何をおっしゃっているのかしら御主人様!?私は昨日御主人様より早く床に就いたのですわよ!? 御主人様やキュウコンにもきちんと挨拶したはずですわよ!?」 「あー、悪かった。俺の気のせいだ。忘れてくれ」 …聞かない方が、よさそうだ。 「ところでマスター、ファイヤーはどうするんだい?このままマサラの方へ行ってもらうか、 それとも手持ちメンバーに加えるのか…」 フーディンがいきなり核心をついてきやがった。 …しかたないな。話を始めるか。 「…捕まえておいて何だが、逃がそうと思っている」 「「「「「「え!?」」」」」」 「今後、俺達はチャンピオンリーグに挑戦するわけだ。もちろん、沢山のトレーナーや観客がいる。 もしそんなところに伝説の萌えもんを連れていってみろ、ファイヤーは確実に研究機関に奪われて、何をされるか分かったもんじゃない。 マサラに連れていっても結果は一緒だ。それに、守護者のいないともしび山も危険が高まる可能性が高い。 このあたりの事を考えて、ファイヤーにはともしび山に残ってもらうのが最善だと思うんだが…」 「…確かに、その通りですわね。分かりました。私はここへ残りますわ。 その代わりと言うのもなんですが、もしよろしければ御主人様の故郷、マサラまでは私に送らせて下さいませんか?」 「そうだな…頼むよ、ファイヤー」 「お任せ下さいませ」 * * * 1の島の海岸に、俺とファイヤーが立っていた。ニシキさんへの挨拶も済ませ、部屋も引き払ってきた。 「じゃあ、ファイヤー、頼む」 「分かりました。では、とりあえず私におぶさってくださいませ」 ファイヤーの背中に乗ると、彼女の炎の熱がじんわりと伝わってきて暖かい。 「それでは、飛びますわよ!」 言った瞬間、俺達はもうすでに空にいた。かなりの速度で、地面や海が流れて行く。 「飛行形態をとります。熱くはないですから、安心して捕まってくださいね」 「え?」 轟っ!! 「うぉうっ!?」 突如としてファイヤーの全身が燃え上がり、初めて見たときと同じ火の鳥の姿になる。 この大きさだと、背中に乗っても全然安定感がある。 「それでは御主人様、しばし空の旅をお楽しみくださいませ♪」 火の鳥に乗って、俺達は一路マサラへと向かう。 * * * マサラタウンに降り立つと、ファイヤーは即座に変身を解除して人型に戻った。 「それでは御主人様、なごり惜しいですが、ここでお別れですわね…」 「ああ。…まぁ、何だ。寂しかったらいつでもウチに遊びに来てくれ。伝説が来た程度で驚く家族じゃあないからな」 「うふふ、ありがとうございます。…でしたら、これをお持ち下さいませ」 ファイヤーは丁寧に俺の手を握って、何かを手渡してくれた。 「羽根…か?」 「はい、私の羽根ですわ。もしも私の力が必要になった時、その羽を高く掲げて私を呼んで下されば、 世界のどこであろうと分かります。すぐに駆けつけますわ」 「…そっか、ありがとうな、ファイヤー!」 「ええ。…それではごきげんよう、御主人様」 最後に深々と礼をして、彼女は火の鳥に変身し、自らの故郷へ帰って行った。 しかし、考えてみれば5日間でここまでとんでもない事に巻き込まれるとは思っていなかった。 まぁ、修業としては悪くない旅だったかもしれない。少なくとも、得たものは決して小さくはないだろう。 俺は小さくなっていく伝説の火の鳥を見送りながら、そんなことを考えていた。 おしまい。 あとがき 今回は…まぁ、比較的まともだったはずです。 ファイヤー相手のバトルメインでしたが、いかがでしょうか。 実は僕は、バトル描写はかなり好きなんですよね。 心理描写とかよりこっちの方が楽でいいんです。 …まぁ、うまく書けるかは別問題なのですが。 それでは、また次回にお会いしましょう。 最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
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何処かでホウオウが飛んでいるのを見ている、と言う設定 色々と設定が錯綜してます。 『伝説の萌えもんって偉いの?』 「火の中水の中草の中森の中土の中雲の中……フヒヒあの子のスカートの中!!」 「な、何をする!」 目の前でスカートめくりをされた(白い何かがチラリと見えた気がする)のは、グレン島へ向かう途中にあった双子島で捕まえたフリーザー。 図鑑によれば、伝説の萌えもんらしいのだが……偉いのか? 伝説、って言うんだし個人的に偉いんじゃないかなぁと思うんだが……。 「きらきらしててきれー。さわらせてさわらせて」 「つめたくてすずしー」 「放せ! おい、人間! こいつらをどうにかしろ!」 偉いようには思えないんだよなぁ……。 そういえば伝説と言えば旅の初めの頃に見た、あの黄金の鳥はなんだったんだろう。 たぶん萌えもん。それも伝説の萌えもんなんだろうけど、オーキドの爺さんに聞いても知らないって言ってたしなぁ。 フリーザーだったら知ってるかな? でもなぁ……。 「おい、聞いていないのか!? こ、こら、ちょっと待てそこは駄目だ。やめろー!!」 ん? うおっ、なんか寒……。 予期せぬ事態が発生致しました。 主人公達が自然解凍するまで少々お待ち下さい。 …………………… 「死ぬかと思ったぞ、おい」 フリーザーで遊んでいた萌えもん達は、吹雪の直撃を喰らって瀕死。 そんな状況で人間の自分が助かったのが不思議でならない。 「ふん。私を助けないからだ」 「まあ考え込んでた俺も悪いが、だからと言って吹雪を吹かせる事は無いだろう」 「私は悪くない」 「……まあいいや。聞きたいことがあるんだが」 「何だ?」 「伝説の萌えもんの中に黄金に輝く鳥って居ないか? 旅を初めたばかりの頃に見て、ずっと気になってたんだ。」 「黄金に輝く鳥……? ルギアか?……いやアイツは銀色だし人里まで飛んでこない。というか海から出ようとはしないはずだ」 なんだかブツブツ言っているが知っているみたいだ。 とりあえず待ってみよう。 こういうのは急かすといい結果は出ない。 「思い出した! だが確証が……」 「わかったんなら教えてくれ」 「いや、思い出せたんだが確証が得られない。私一人では答えを出すことは出来ないな」 「そうか……」 「だが、他の二人が居れば、話は別だ」 「他の二人?」 「私の知り合いだ……顔を合わせたくもない知り合いだ。まぁ私と同様に伝説の萌えもん扱いされているのだろうから、そこら辺に伝承が残っているのではないか?」 萌えもんに関する伝承? 目の前に居るフリーザーの雪山伝説とあとは……。 「ん~火の鳥伝説ぐらいしか知らないな」 「そいつともう一人居る。思い出すのも嫌だ!」 叫びと共に氷が舞う。 「そこまで嫌か」 「ああ嫌だね」 「でも黄金の鳥萌えもんが何なのかは、そいつらと話し合わないとわからないんだろ?」 「う……くうううううう!!」 すごい悔しそうだな……。 「また必要になったら呼べ!」 「ってオイ! 何処行くんだよ!」 「人間如きが私を拘束できると思うな!」 ボールに戻すためにフリーザーのモンスターボールを手に取った時には、既に彼女は何処かへ飛んでいった後だった。 「逃げやがった……あと呼ぶってどうやって呼ぶんだよ」 そう呟いた後、目の前に白い羽根が落ちてくる。 「これで呼べってことか?」 草笛ならぬ羽根笛? 「どうしろと……」 どうしようも無いので、空になってしまった使えないモンスターボールを手に街へと向かった。 コメント やおい? 何のことです? タイトルと本編全く関係ないじゃん? すみません。 終わり方からして続きそう? その通りです。 ちなみに、最後にフリーザーが飛んでいってしまうのは、作中でフリーザーを捕獲した・しないに関わらず望遠鏡を覗くとフリーザーを見ることができる事から来てます。 何でなんだろうね?
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萌えもんによって使わせると嫌われる技があるってしってるかい? たとえばレアコイルの「スパーク」 これを知らないことはないと思うけど「スパーク」って技を簡単に説明すると 体に電撃をまとって敵に突っ込む、言いかえると電撃体当たりだね もちろんこの技自体は他の萌えもんが使っても、レアコイルが使っても概要は同じ じゃあなんでレアコイルだけがこの技を嫌ってるのかって? とりあえずレアコイルの姿を思い出してみて欲しい 三人一組で、下の二人の子が一人を持ち上げていて、組体操みたいな可愛らしい姿だ そこに「スパーク」の命令をするとどうすると思う? 電撃をまとって相手に突っ込むんだろう? まぁ、半分正解 実際には三人の子のうち誰かに電撃をまとわせて、他の二人の子が強力な磁力で射出するんだ そのほうが三人で飛んで行くよりも圧倒的な速度でぶつかれるからね でも撃ち出される方はたまったもんじゃない。はがねタイプだって痛いものは痛いし 打ち所が悪かった時は泣きそうになるらしい。万一外れたときは目もあてられない あわれ電撃をまとったコイルはあさっての方向へ飛んでいって迷子になってしまうんだ 以前空を飛んでいるオニドリルに向かって撃ち出して外れたときはひどかったな バトルの後に一晩中探しまわって、やっとみつけたと思ったら鉄塔のてっぺんにくっつて泣いてたんだよ だから、レアコイルに「スパーク」ばっかり使わせてると、どんなに懐いていても嫌われちゃうから注意した方が良いよ ところで怒ったレアコイルがどんな行動をするか知ってるかい? 怒らせた相手にくっついて放電する上、体に帯びている磁力でその人の持っている機械という機械をダメにしちゃうんだ 「というわけでグリーン、技マシンも順調に更新していた萌えもん図鑑も壊れちゃったんだけど 博士になんて言ったらいいと思う?」 「……俺が知るかよ」 ――レッドが近くに電線もなく、電気タイプの萌えもんも出ない場所で何故か電気による大怪我をしたらしい。と聞いたグリーンが 心配で見舞いにいった病室での会話であった 「自分の萌えもんの懐き具合やご機嫌を把握するのも一流の萌えもんトレーナーの条件だって、じいちゃんが言っていたな」 「その大切さを痛感したよ。まさに文字通りに。ところでレアコイルの機嫌をとるのをてつだってk」 グリーンはレッドが言葉を言いきる前に立ちあがり、すたすたと歩いていき、ドアノブに手をかけた その瞬間、鋭い音と共に手に静電気がつき刺さった。入るときに同様のことが起きたときは空気が乾燥してきたな… 程度にしか思わなかったが、原因は別の所にあるらしい 「じゃあな、レッド!お前が休んでいる間に俺は一つ二つ先をいくぜ!」 「おい!ちょっと待っ…この薄情m」 わめくレッドを白いドアの向こうに押し込み、そそくさとフーディンのテレポートで移動する“親友”グリーンであった ちなみにレッドの入院は度々の感電によって延びに延びたそうだが、これは余談である。
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…許してくれとは言わない。 …許してもらうつもりもない。 …あの日、俺は彼女を裏切ってしまったのだから。 ~紫苑の花を片手に~ 「マスタぁー! 早く、早く~っ!」 「ちょ――ちょ、待てよぉ」 そう、岩山トンネルの出口から俺を急かす、疲れ知らずの嫁。こと、ピカチュウ。 俺はそれにSM○Pのイケメン風に答えてみせるが、疲労困憊のせいで、いまいち役になりきれなかった。 常磐の森でピチューな頃の彼女と偶然出くわし、即保護。 水着姿のカスミ氏に現を抜かして、何度もコテンパンにされながらも(主に俺のメンバー達に)、 お月見山で迷った甲斐あって、晴れてピチューは今のピカチュウに進化。 あの素早さで天使のキッス、10万ボルトのコンボは実に強烈。 最後のスターミーには苦戦したが、見事、でんこうせっかで勝利をもぎ取ってくれた、俺の素晴らしい相棒だ。 ピチューのころの名残か、無邪気で人懐っこくて、一夫多妻についても――……なぜだろう? 最近、ダブルバトルで他のメンバーと顔合わせさせると、笑い合っているのに、なぜか寒気を感じる……不思議だ。 「もぉー! マスター、はやくしないと本当に置いていきますよぉ~?」 だが、今感じるのはジメジメとした空気ではなく、出口から流れてくる爽やかな風。 そして、眩しすぎる逆光に照らされ、影ごとかき消えそうになっているピカチュウ。 ――? 不意に頭の中で、不思議な情景が浮かんだ……が、それはあまりにも唐突であったため、 記憶することもできなかった…。 (きっと疲れているせいだな。あぁ、これもすべてはA製作者の「鬼畜の洗礼」のせいだ。彼の鬼畜MAPには、 ほとほと泣かされたぜ…。んで、勇気を振り絞って穴から堕ちたら、 まさか真下に山男さんがいるとは気が付かず(つーか、ありゃバグだろ…完璧…)、ごっつんこ。 それに何を勘違いしたのか山男さん、gtmtフラグ立てやがって、こっちとらぁ逃げるに必死で暗闇の中、 さらに迷子になっちまったじゃねーかよ……orz。…だけど、噂ではこれで鬼畜MAPは終わりらしい。 ピカチュウが元気なのも納得がいく。どら、早くピカチュウのところに行ってやるとするか) 「あぁ…! …だから……ちょ――ちょ待てよぉ~!」 ……………………。 …………。 ……。 …うん、もう一度、場の寒気を感じたのは気のせいじゃないよな……。 「…やっぱり、似てないです……」 そう嘆息を吐き捨てながら仰いやがったピカチュウ女士。 「疲れてんだよ。暗かったんだよ。怖かったんだよ(主に山男が)。それにそこまでハッキリと言うんじゃねーよ… 俺の芸人魂が2ミリほどハートブレイクしちまっちゃったじゃねーかよ…」 岩山トンネル内のひんやりとした地べたでorzとなる俺。 「また2ミリって、ずいぶんと微妙ですね…」 そんなヘタレ状態の俺の背中を「よしよし」と宥めてくれるピカチュウ。 …にしては、どうにも手がゴツイ気がする。 (…MASAKA…) 振り返りたくもないが、それでも振り返ってしまうのが、人間の性というものなのか? 「ほんと、かわいそうね~。今度こそ、私がそのプリティなお尻を慰めて…あ・げ・る」 忘れよう! いますぐ忘れよう! さぁ忘れよう! ――そして、 「なにやってんだ、ピカチュウ! 早くしないと置いていくぞぉぉぉぉぉぉぉぉ…ッ!!!!!!」 ――駆けた。俺は一瞬で音速を超え、光をも超絶した。 この身が満身創痍だということも忘れ、全力で走った。 四肢よ、ちぎれよ。とばかりに。 「ドップラー効果?! マスターいつの間に高速移動を覚え――」 「あらあら、貴女のマスターってほんと、照れ屋なのね……――それじゃ、代わりに貴女を…――」 「ラジャーッ! どこまでもついていくッスよ! マスタあぁぁぁぁぁぁぁぁ……ッ!!!」 「ん~、イケズな子達ねぇ……――まぁいいわ。 ここまで来たついでに、ちょっくら萌えもんタワーにでも寄るとするか…」 ☆ 「じ、死ぬかと思ったぜぇ…!」 「はぁはぁ…! ま、マスターのせいですからね…!」 途切れた息を整える俺達。 危なかったぜ。 あまりの必死さに呼吸すらも忘れて、真っ白に燃え尽きるところだったぜ…! そしてほどなく、脳内に酸素が行き渡ったところで気が付いた。 「…ここ…どこだ?」 「…さぁ?」 どこを見渡せど、一面、樹木しかない。 まさか、常磐の森の悲劇再来?! (…ぅ宇和ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!! タウンマップ! タウンマップ! ――って、タウ○ページじゃねーよ!) 今一度、必死でリュックサックを漁る俺。 (…まったく、つくづく思うのだが、このリュックサック、いくら物を入れても型通り。 それでありながら、軽く、無限とも言えるアイテムが入るのだ。おまけに自転車も入るという摩訶不思議な珍品。 まったく、モンスターボールといい、このリュックサックといい、 この世界の技術力に心底驚かされるぜ…――と、タウンマップ。タウンマップっと…) 今度こそタウンマップを取り出し、木漏れ日から溢れる青空の下、広げ、ピカチュウと一緒に覗き込む。 「…うん、どうやらまだ10道路にいるらしいな。ここをこーいって、あーいけば、シオンタウンにいけるな」 「それじゃ、わかりませんよ…読者的な意味で」 「よーするに、南下していけばいつか辿り着く。以上」 「…はぁ。こんなんだからトキワの森で5時間、お月見で1時間半、岩山で2時間近くも迷うんですよ…」 「なんかいったか?」 「べっつにぃ~」 わざとらしく、そっぽを向き、一人歩き出すピカチュウ。 ちゃんと南下していっているあたりが、どうにも素直じゃなくて気に障るが… まぁ、あの件に関してはピカチュウにはなんの非がなく、あれは完全に俺のせいだ。 だが、俺は忘れない…。 常磐生まれ、常磐育ちでありながら、常磐の森で迷子になっていたお前の姿を…。 (あのまま俺と出逢わなければ、コイツ、永遠と生まれ故郷で迷い、果てていたんだろうなぁ… ――恐るべしは、A氏の鬼畜な思考!) 「? どうしたんですか、マスター? いつまでも突っ立っていますと日が暮れちゃいますよ?」 ――この瞬間を待っていたぜ――! 「ちょ待てよぉー」 「わぁー、すごい! 紫苑のお花畑だぁ~!」 「聞けよ、コラ」 癪に障った。 どうやらアイツはいまひとつ、主従関係ってもんがわかっちゃいねぇーようだな。 どれ、ここらで調教してや―― 「…か」 そこは思わず声を漏らしまうほどの…いや、本来は声すら上がらないであろう秋の風情。 さきほどの一面樹木とは打って変わって、ちょっと進むとそこは紫苑の花畑が広がっていた。 優に500坪近くあるんじゃねーか? おい…。 ――いや、まったくもってのテキトーだが……。 「ねっ? すごいですよね!」 その花畑の中、子供のようにはしゃぎ、自由に舞い踊るピカチュウ。 一輪の紫苑に触れては、自分の頬と、黄色の心花と合わせ、至上の笑顔を見せる。 あれがピカチュウという種族のコミュニケーションのようで、 よく頬を擦り合わせ、なんかを確かめ合っているらしい。 …………――うん、なにを確かめ合ってるのか、俺の知ったこっちゃない。 「聞けよ、コラ」 花と戯れているピカチュウを軽く小突く。 むろん、帰った来たのは、さきほどの天使の笑顔とは打って変わった、ふくれッ面。 「ったく…急に、こんな開けるなんて、どう考えもおかしいだろ? 考えられるとしたら人の敷地しかない。 つまりこれから出荷されるかもしれない大事な商品かもしれない。そして他にも傷付いたメンバーがいるんだ。 ほら、わかったさっさと行くぞ」 「ぶぅー!」 さらにむくれるピカチュウ。 赤い頬からピリピリと放電しているところを見ると、かなり機嫌を損ねてしまったらしい。 こりゃ頑として動いてくれそうにないぜ…。 …さてどうしたもんか。コイツ、ピカチュウは閉所恐怖症という名のモンスターボール嫌い。 …ちょい意識しすぎなんじゃねぇ? と思うほどのボール嫌いなのだ。 いや、一応ボールマーカーは付けたから、その気になれば戻せるんだが、 あとで10万ボルトを喰らうのもいやだし、ってか死ぬし…。 しばし熟考する俺。 そして深く溜息を吐く。 業者さんの人、さきに謝っておきます。ごめんなさい。 「…ほらよ」 「――えっ?」 「えっ? じゃねーよ、ほら、これでガマンしておけ」 そう、俺は無造作に摘み取った一輪の紫苑の花を、無造作にピカチュウへと差し出した。 …なぜだろう、なんでこんなにもピカチュウの顔がまともに見れねぇんだ? 差し出した紫苑の花をピカチュウは、虫の羽音よりもちいさな小声で 「ありがと…ございます…」 っと俯きながら、そう…呟いた。 ……参った。こんな気まずい空気になるとは予想外だったぜ……。 なんとかこの状況を打破しようと、コラッタよりも小さな頭脳をフル回転させる。 あぁ、気まずい! 気まずい! 気まずい! 気まずいッ! 「…あの」 「木まずいっ!」 …しまった。なんだ、と聞くはずだったのだが、とんでもなく間違えてしまった。しかもガチで誤植…。 そりゃピカチュウも驚き、身を縮込ませているわけだ。 あぁ…終わった。なにもかも終わった……。いっぺん死んでこよう…。 「ピカチュウ、俺に10万b――」 「あの…! このお花、萌えもんタワーにいる娘たちにもあげていいですかっ?」 「…っは?」 あまりの唐突ぶりに俺の思考、一時停止。 ……New Loading…………。 ……New Loading…………。 ……New Loading…………。 残念ながら、俺にはM1基盤が差さっておりませ――って、んなもん端っからねーよッ! 「…だめ…でしょうか?」 トパーズ色の瞳を潤ませながら、俺を見つめてくるピカチュウ。 ヤバイ――! 別の意味で死ぬ! 「え? あ、いや、そんなことはないぞ? うん…!」 途端、雨雲一風爽快、まぶしい太陽がお見えになった。 「マスタぁー!」 「ちょ! おま! 抱きつく――電気――! 静電気が――ちょぉおお?!」 ピカチュウに押され、紫苑の花畑へと倒れこむ俺達。 ピチューのときからそうだが、コイツはなにか良い事があると、事あるごとに俺に頬ずりしてくるクセがある。 …うん、つまりなにが言いたいかというとだな……――特性のせいで痺れるんだよ、ピリピリと! 地味に痛んだYO! 勝手に表情筋が動くんだYO! 小顔になっちまうYO! そんな痺れる俺をよそに、ぐりぐりすりすりと頬を擦り合わせるピカチュウ。 …仮にもし、この状況で俺がわずかにでも首を動かしたら、いったいどうなるんだろか……? …………うん、とりあえず、マヒなおしプリーズ。 いつものことなので、言わずとも、ひとしきり満足したピカチュウにマヒなおしをかけてもらい、復活。 …またしても無駄な出費が……orz 「はい! そうと決まったら、善は急げ! いこっ! マスター!」 落ち込んでいいやら、怒っていいやら、どちらにもつくことができない俺の手を引くピカチュウ。 …彼女がなぜ、萌えもんタワーに花を手向けに行こうとするのかはわからないが、これだけは言える。 「そうだな。それに有力なウワサじゃあ、あそこにはムーマが出るらしいからな! ムーマ! ムーマ!」 思わず、高く振り上げた拳を何度も上げ下ろしする俺。 図で表しちゃうと、こんな感じだZE! ∩ ( ゚∀゚)彡 ムーマ! ⊂彡 ムーマ! 「…やっぱ萌えもんタワー行くのよそうかな……」
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オ「これじゃ!これを2人に託す。」 ア「これは・・・、電子手帳ですか。」 オ「いやいやこれは萌えもん図鑑とゆうもので、見つけた萌えもんを自動で記録する 便利な図鑑なんじゃが、捕獲しないと、詳細が分からない仕様になっとる。だから、 これで、どんどん捕獲して完璧な図鑑を作ってくれ。」 マ「了解。いい図鑑作るから、楽しみにまっててくんな、じっちゃん。まあそういう わけだから、お前もそこそこ頑張れよ。」 ア「そういうわけにいかないな、チャンピョンと図鑑完成両方めざす。」 マ「そういうと思ったぜ。さて・・・いくとするか。そうだ、タウンマップ姉さんに 借りるか。」 ア「俺にも貸して。」 マ「駄目だ。かさないぞ。自分ちにあるの持ってけば、いいだろ。」 ア「あっそ。じゃそうするか。」 マ「じゃな 2人とも。」 そう言って去った。 ア「では、俺達も行きます。」 オ「待ってくれ!餞別じゃ。ほれモンスターボール5個じゃ。マコトには昨日渡した がアキヒロにはまだじゃったすまんの。」 ア「ありがとうございます。博士では、行ってきます。」 そういって俺も出た。さて1度家に戻るか。 ア「そういや、ユウヤは、俺の家はじめてだったな。」 ユ「うん。で、どんな家なの。」 ア「普通の家だ。母さんに萌えもんが2人いるだけだよ。」 ユ「そうなの・・・緊張するよ。」 ア「硬くなるなよ。みんな歓迎するさ。」 そう言いながら家に入った。 ア「ただいま。」 母「えっ!今頃トキワにいると思ったのに。」 ミ「もしかしてもう断念したんじゃ。」 ハ「軟弱者ですね。30kmぐらい罰走させましょう。歩いてもいいですが休むと冷 凍ビームをかけますよ。」 ユ「(こっ・・・怖い)」 ア「違う!俺の話を聞いてくれ。」 事情を話した。 ミ「なんだタウンマップ取りに戻っただけなんだ。」 母「ユウヤ君可愛いわね。女の子みたいね。」 ユ「ありがとうございます。(けど・・・恥ずかしいな。)」 ア「ん?顔赤くないか?」 ユ「何でもないって。」 ハ「それよりジムなんですが。ニビが一番弱いのでそこから目指したほうがいいです よ。」 ア「分かったよ。ありがと。」 母「頑張ってね。はい、タウンマップ。」 ア「母さんありがと。3人とも行ってきます。」 そう言って家をあとにした。さてまずは一番道路だ。 さて1番道路に来たし、萌えもんを2匹ゲットしてジムに・・・ん?」 ?「あなた人間ね・・・萌えもん出して私と勝負しなさい。」 ア「うわ!いきなりか・・・ユウヤ行け!」 ユ「分かった。」 どうやらコラッタのようだ。 ア「体当たりだ。」 ドガッ!! コラッタ(以下コ)「いたた・・・。ええいこっちも。」 ドゴ!! ア「体当たりか・・・けどユウヤの体当たりが急所だったから・・・もう一度体当た りだ。」 ドカッ!! コ「まっ負けてしまいたくないわ。」 ドゴ!! ア「そろそろだ。行けモンスターボール。」 コ「え?いやっ!」 しかしボールに収まった。3回揺れてカチッとなった。 ア「よっし初めてのゲットだ。」 ユ「早く出そうよ。」 ア「ああ分かった。出て来いコラッタ。」 シュッと言う音が鳴りコラッタが出てきた。 ア「これからよろしく。俺は、アキヒロだ。」 ユ「ボクはユウヤだよ。」 コ「よろしくね。私バトル好きだからなるべく出してほしいな。」 ア「了解。そうだ、ニックネームを付けよう。「サキコ」ってのはどうだ。」 サキコ(以下サ)「わぁ・・・いいな。ありがとう・・・えーと。」 ア「よび方はマスターでいいよ。」 ユ「もうすぐ夕方だし先に進まないと、いけないんじゃないの?」 ア「そうだった急がないと。」77 そう言って急いでいたら、走ってる最中に、バキッ!と言う音がした。 ア「ん?なんか踏んだぞ。木の実や団栗みたいだけど・・・。」 ?「ああっ!俺の食料が。誰だ。こんなことしたのは?」 ア「悪い悪い。わざとじゃないんだ。」 ?「人間でも、許さない。さあかかって来い。」 まずいな、2人ともばててる。こうなったら一か八か。 ア「食らえモンスターボール。」 続く 次回「トキワの森からニビへ」
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ある萌えもんとマスターのおはなし 「ここか?」 「も、もう少しみぎのほう…ひゃ」 「大丈夫か?」 「は、はぃ ちょっと敏感な場所なのでどうしても声が…」 「…わかった。なるべく優しくするからな?」 「はい、マスター」 触れてしまったつぼみの周りから、そこに溜まっていた蜜が俺の指に流れる。 ふと、それを舐めてみた。 「…ほんのりあまいな」 「そんなものを舐めてはダメです…汚いし…」 「そんなことないだろう?」 「でも!」 「すまんすまん、なんとなくな…滅多にこんな機会は無いだろうし」 「はあ、もうしないでくださいね?」 「わかったよ、じゃあちゃっちゃと終わらせちまぞ?」 そうして俺は彼女のつぼみへと手を伸ばし… 彼女、フシギソウのアリアの頭のつぼみと葉の隙間に落としてしまったバッジを拾い上げることに成功した。 「もう、今度からは不用意にバッジを扱わないようにお願いしますね?」 「ああ、わかってるよ。」 「大切なものなんですから~」 「そうだったな。 このニビジム、ハナダジムのバッジはおまえ一人で勝ち取ったようなモノだもんな…すまなかった。」 「…そんな、あやまられましても…」 「お詫びにこれからは一番目立つ所にこの2つを付けることにする!」 「ダメです、はずかしいですよ! 今セキチクにいるのにその2つのバッジだけを見せるようなことをしていては、"カモ"の駆け出しトレーナーだなんて思われちゃいますよ」 「俺は人の目なんて気にしないぞ? それにバトルを仕掛けられたらおまえがその力を見せてやればいい。そうだろ?」 「も、もちろんですよ! どんな萌えもんにだって負けません! それに、みんなも居ますし。」 俺の腰にあるボールを見てほほえむアリア 「よ~し、その意気だ。このままセキチクジムも突破するぞ!?」 「はい!!マスター」 そうして2人はセキチクジムへと歩き出す。 これは彼らが見事に殿堂入りを果たす1ヶ月前の出来事だった。